宝塚OGのセカンドキャリアで思うこと
こんばんは、リボングマです♪
今日は、宝塚元トップ娘役で、現在は慶応大学大学院で学ばれている「美園さくら」さんのインタビューを読んだので、退団後のタカラジェンヌについて少し綴ります。
下が美園さんのインタビュー。凄く濃い内容でした。
記事を読むと、慶応の大学院生になっても、研究にボランティアに精力的ですね・・・。
好奇心のアンテナのおもむくままに、たくさんの夢が膨らんでいるようです。
そして現在すすめている研究は、アバターを使った「演技指導」のようでした。
(以下、記事から抜粋)
「演技指導というのは、かなり厳しめで濃密な時間です。ご指導くださる方々は皆さん、クリエイターでいらして、ご自身の思い描く舞台になるように「こうしてほしい」と役者に伝える訳です。ただ、言葉というものは時として暴力にもなる。伝え方次第では、剣となって役者を傷つけてしまうことも。
それが生身の人間同士ではなく、たとえば仮想空間でアバター(分身)を介して伝えられたならば、どうでしょうか。役者にとってはリアルな指導の場合より、役の幅を広げることだってできるかもしれません。まずはそんなところから、集団でのコミュニケーションについて研究を進めたいと考えています。」
アバターを使った演技指導・・・
あまり想像できませんけど、「新規性」を大事にする美園さんですから、これまでの常識を覆すような研究になりそう。
美園さん自身の辛かったり、大変だったりした人生経験を生かして、「誰かの力になりたい!」という気持ちがこの記事で伝わってきました。
(「桜嵐記」の美園さん、素敵だった~)
月組公演『桜嵐記(おうらんき)』『Dream Chaser』初日舞台映像
さて、タカラジェンヌも昔と違って、退団したら結婚してお嫁さんにという時代ではないですから、セカンドキャリアをどうするかは課題なのかなと感じます。
それに今は、結婚しても仕事を続けることが普通ですしね。
宝塚のOGといえば、最近では七海ひろきさんとか、退団後も女性に戻らず、男役のイメージのままで活動される人もいますね。
来年1月に七海さんが出演する「刀剣乱舞」では、男ばかりの舞台だったこの作品で主演!「刀剣」の主要キャストが宝塚のOGって、ほんとに画期的です。
ちなみに最近読んだこの本も、OGたちの人生と女性たちの絆がテーマでした!
この小説はアラフィフになったOGだけじゃなく、元男役スターのファンクラブの代表だった女性の人生も描かれていて、すごく興味深かったです。
美園さんや七海さん、あと宝塚ホテルの支配人になった憧花ゆりのさんとか、舞台で夢をくれたタカラジェンヌたちが、卒業後も多彩な役どころで輝いてくれたらと願っています♪