リボングマの観劇日記

宝塚を中心に、ステージを愛するリボングマが日々の記録を綴ります♪♪

花組「二人だけの戦場」と「舞姫」に期待。

こんばんは、リボングマです♪


今更ですけど、来年の花組の作品2本が告知されましたね。



まず柚香さんの「二人だけの戦場」は正塚先生の傑作の再演とのこと。


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ミュージカル・ロマン
『二人だけの戦場』
作・演出/正塚 晴彦


1994年に一路真輝と花總まり主演により宝塚バウホールで上演された『二人だけの戦場』。数々の自治州により成り立つ架空の連邦国家を舞台に、理想に燃える青年士官が、国家と個人の狭間で苦悶する姿を、民族が異なるが故に許されない恋、そして彼を支える熱き友情と共に描き出す、ヒューマニズム溢れる物語。激動の時代の中で育まれる、揺るぎない絆を描く傑作の再演に、柚香光と星風まどかを中心とした花組が挑みます。  
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実は、この作品についてはまったく知らないんです。(汗)


あらすじだけ読むと、テイストは「ネバセイ」ぽい感じもしますが・・・


「架空の連邦国家」の話、というのが正塚先生っぽいです。(笑)


ただ、初演の一路真輝さんの自伝を読んだことがあり、その中で、“花總さんとコンビを組んだ作品の中で、「二人だけの戦場」がすごく好きだった“、みたいなことが書かれていたので演目名は覚えていました。


昨日、この作品を見たズカファンの友人に聞いたら、「お話はおもしろいよ。あと、一路さんが凄く歌が上手で、かっこよかったんだよね」と。やはり名作なんですね!


・・・そして聖乃さんの「舞姫」は植田景子先生の作品の再演。


こちらは何度かリピート観劇しましたが、まさに再演にふさわしい名作でしたね。



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story(公式より)
Musical
『舞姫』 -MAIHIME-
~森鴎外原作「舞姫」より~
脚本・演出/植田 景子


日本が近代国家へと歩み始めた明治期。国費留学生として周囲の期待を一身に背負いドイツ留学を果たした太田豊太郎が出会ったのは、清らかで美しい踊り子エリス。彼女と過ごすうちに心のまま生きる喜びを知り、純粋な愛を育む豊太郎だったが、二人の関係は世間の中傷の的となる。日本への郷愁と祖国への使命感を抱え、苦悩する豊太郎。やがて、彼の才能を惜しむ者たちの想いが、二人を悲劇の淵へと追い詰めて行き…。
明治の文豪、森鴎外の初期の傑作「舞姫」をもとに、2007年に花組バウホール公演としてミュージカル化した『舞姫』-MAIHIME-。哀愁に満ちた旋律に乗せ、愛する人と祖国への想いの間で葛藤する主人公の心の内を鮮烈に描き、高い評価を得た作品の待望の再演。   
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森鴎外の小説の原作がすごく宝塚らしく演出されていて、愛音羽麗さん、野々すみ花さんを始めとする出演者の演技も舞台のセットも素敵だった記憶が・・。


そしてなんといっても、甲斐正人先生が作曲した歌が「名曲ぞろい」でした。


留学先のドイツで出会った、清らかなエリスへの愛と、祖国への想いの間で葛藤する豊太郎。


彼が国へ帰るか迷うシーンで、エリスと掛け合いで歌うドラマティックな歌は、今も忘れられません。再演だと、またこの歌を聴くことが出来るんですね~!


聖乃さんの「トヨ」役には期待しかないです♪