月組「グレート・ギャツビー」観劇感想。
昨日は、月組「グレート・ギャツビー」を観劇しました。
お客さんは凄く入ってましたね。
ストーリーをだいたい知っている以外はあまり前知識もなく(宝塚の舞台は未見)見たのですけど、月城さんと月組の芝居力に大感動。
まさに「宝塚のギャツビー」にふさわしい力作でした☆
(ーーこのブログを書いた後、本日午後公演が休演に・・。心が痛みます。)
月城さんはお芝居、歌、男役ぶり、すべてが完璧では・・?と感じましたね。
「デイジー、、、君はバラより美しい・・」
こんなセリフを失笑でなく、ギャグでもなく、心のこもった愛のセリフとして語れるなんて、さすが宝塚のトップスター。
前の席にいたマダムたちは、幕間に「最高!もう宝塚に住み着きたいわ・・」と。
わかる、っと内心思いました(笑)。
オープニングからエマさんのお芝居がまた、引きこまれました。
風間さんのニックも、上手いのなんの。最後の方で、彼がギャツビーに言う「君は価値のある奴だ」みたいなセリフが泣けました。
鳳月さんはいつもながらセクシーで貫禄十分♪
そして、月城さんは、ただただ完璧。
宝塚ならではの「いい人風ギャツビー」で、「純愛を元カノに捧げつくす」男を、ダンディに、エレガントに、大人の包容力と優しさで演じていました。
普通に考えるとギャツビーという男は、危ないストーカー。
元カノに執着するあまり、結婚した彼女の向かいに屋敷を立てるんですから、気味悪いです。それが月城さんだと、「究極の純愛!」となるどころか、つきまとわれているデイジーが羨ましいとさえ思う。すごいことです。
海乃さんの「女の子は可愛いバカでいい」(?)ソングには感動しました。熱唱!
さらに今回は、舞台や衣装がどれも素敵で、2幕のセットや舞台構成がゴージャス。こんなセットを組めるのは、世界中でも宝塚ならではだと思いましたね。
ほかも書きたいことはきりがないけど、この舞台、宝塚の初見さんが見るのにピッタリだとも思ったので、東京で会社の同僚に見せたかったなー。
劇場に若いカップルが結構いて、「映画のギャツビーはね~」とか「本のギャツビーはね~」とか、小声で話しているのが可愛かったです。
雪組「オデッセイ」に続き、心から充実を感じたひとときでした♪