リボングマの観劇日記

宝塚を中心に、ステージを愛するリボングマが日々の記録を綴ります♪♪

柚希さんの男役に胸アツ。「ベルベル・ランデヴー」観劇感想

こんにちは、リボングマです。


昨日は柚希礼音さんと美弥るりかさんの「BERBER RENDEZVOUS(ベルベル・ランデヴー)」を観劇しましたので、思いつくままに感想を綴ります。


久しぶりの柚希さんの男役はやはり凄くかっこよかったですね。


内容にふみこんだ感想のため、未見の方はご注意ください♪




柚希さんと美弥さんがW主演の「ベルベル・ランデヴー」は、物語仕立てのおしゃれなショーです。storyを簡単にいうと、


何者かによって、突然、サハラ砂漠に拉致された11人の女性(だいだい女優)が、2週間の間に映画を1本作るように指示される
最初は対立していた女たちも、一緒に作品を作るうちに、次第にが生まれ始めて・・。
~みたいな感じでした。


女たちの中には過去の因縁から対立している2人がいて、それが柚希さんと美弥さんです。


感動ポイント①柚希さんの男役が胸アツ。


11人の女たちが映画を作ろうとした時、「男性役が必要では?」となって、体格が良くてスタントマンをしているという柚希さんが男役になります。(笑)


それからすぐ、スーツでびしっときめた柚希さんが妖艶なドレス姿の美弥さんと踊りだすんですけど、久しぶりに見た柚希さんのダイナミックな男役のダンスがかっこよかった~。
スーツも「オーシャンズ11」のダニーみたいでした。


ちょっと「カルメン」みたいにドラマ性のあるダンスなので、柚希さんは表情まで男役になりきっていて、星組のトップスター時代を思い出しました(溜息)。


そんな柚希さんを翻弄して踊る美弥さんも、妖艶でコケティッシュで衣装もゴージャス。
映像もスタイリッシュだし、このシーンもっともっと見たかったです(笑)




感動ポイント②映画のオマージュが楽しすぎ!


「ベルベル」は、全編に昔の名作映画のオマージュが散りばめられています。


とくに一幕は、「紳士は金髪がお好き」のマリリン・モンローとか、「プリティ・ウーマン」のジュリア・ロバーツとか、映画で有名な女性キャラが大集合して歌って踊る場面も。
ここ、すごく楽しかったです☆☆


個人的に最高だったのは、柚希さんがKILL BILL」のブライド姿で登場したこと~~~!!!( ゚Д゚)


映画でユマ・サーマンが着た黄色いジャンプスーツ姿で日本刀をもって現れた時は、心底興奮しました。


美弥さんが扮した「レオン」のマチルダも可愛かった~。
マチルダのトレードマークである赤のニット帽がすごく似合ってました。


(下は「キル・ビル」予告編。日本刀をもったユマ・サーマンがかっこいい。
まさか柚希さんで見ることが出来るとは・・・)



Kill Bill: Vol. 1 (2003) Official Trailer - Uma Thurman, Lucy Liu Action Movie HD



(下は「レオン」。マチルダは今見てもキュート)


日替わりゲストの生かし方が上手い


観劇した舞台は、花乃まりあさんがゲスト。作品の最後にかけて、物語の大切なキーパーソンとして歌ってくれました。


花乃さんは、ものすごくキラキラしていてあいかわらず素敵でしたね。


このショーはゲストの生かし方もすごくいいな~と思いました。


ほかのキャストさんたちの実力も高く、全体として女性たちのパワーに元気がもらえたショーでした♪♪

2022年を振り返る③見て良かったミュージカル映画など☆

こんばんは、リボングマです♪


今日は演劇好きな友人から連絡があり、舞台のチケットを数枚譲ってもらえることになりました。(*^▽^*)


というわけで今年はまだ観劇できそうなので、今日は舞台ではなく2022年に見て良かった「映画」BEST5をメモ♪


ネタバレありますので、年末まとめて映画を見る予定の方はご注意ください。



2022年に見て良かった映画①
ウエスト・サイド・ストーリー



映画『ウエスト・サイド・ストーリー』本予告60秒 2022年2月11日(祝・金)公開


あらすじ
1950年代のマンハッタンのウエスト・サイドには世界中から多くの移民が集まっていた。各グループは対立しあい、特に「ジェッツ」と「シャークス」は激しく敵対。そんな中、ジェッツの元リーダーのトニーは、シャークスのリーダーの妹マリアと運命的な恋に落ちる。


感想 
お話自体は「ロミオとジュリエット」の現代版。今回は移民の対立をテーマにしてましたけど、歌がとにかく名曲ぞろい。ダイナミックで躍動する映像美にも酔えましたね。

(“”敵対する不良グループの抗争という点は、今見ると「ヅカロー」を思い出したり。(笑))


個人的にはマリアとアニタ役の女優さんが良かったかな~。


良かった映画②
「NOPE/ノープ」



映画『NOPE/ノープ』予告編


あらすじ
「ゲット・アウト」「アス」で高い評価を受けるジョーダン・ピールの長編監督第3作。広大な田舎町の空に突如現れた不気味な飛行物体をめぐり、謎の解明のため動画撮影を試みる兄妹がたどる運命を描いた。


感想
誰もいない道を一人で歩いていたら、空を飛んでいたUFOがいきなり自分に向かって攻撃してくる。そんなスリルを思いきり味わえた映画でした。
UFOショーに現れた、布で顔を隠した少女の恐ろしさときたら・・!

映画にちりばめられた謎を深読みするのも楽しかったです。


良かった映画③
「エルヴィス」



映画『エルヴィス』日本版予告


あらすじ
「キング・オブ・ロックンロール」と称されるエルビス・プレスリーの人生を映画化。スターとして人気絶頂のなか若くして謎の死を遂げたプレスリーの物語を、名曲の数々で描く。


感想
これまで“エルビス・プレスリー”って、「ジャンプスーツを着た太目のおじさん」のイメージだったんですよ。


でも、この映画を見てかっこよさに度肝を抜かれましたね。歌も名曲ばかりだし、エルヴィス役の俳優のなりきり演技がすごかった~。


良かった映画③
プラン75」



映画『PLAN 75』予告編


あらすじ
少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度「プラン75」が国会で可決・施行された。夫と死別し、ひとり暮らしの78歳の角谷ミチは、高齢を理由に仕事を解雇され、「プラン75」の申請を検討し始める。


感想
映画の宣伝文句じゃないけれど、「今年一番の衝撃作!」でした。社会的弱者を排除しようとする現代社会を、SF仕立てで描いた傑作だと思います。


来年のアカデミー賞の日本代表作品だそうですけど、何か受賞するんじゃないかな~・・・
主演の倍賞千恵子さんに見惚れましたし、こんなに切れ味の鋭い邦画は久しぶり。


良かった映画⑤
「彼女のいない部屋」



映画『彼女のいない部屋』予告編


あらすじ(みたいなもの)
本国フランスでの劇場公開前に明かされたストーリーは「家出をした女性の物語、のようだ」という1文のみで、主人公の女性クラリスを軸に、一見するとバラバラのピースがつなぎ合わさることで、ある真実にたどり着く。


感想
今年、映画館で見て、一番びっくりして、泣いた映画でした。


映画中盤ぐらいで「ええええええっ!?」と驚くある仕掛けがあって、それを言うとネタバレになっちゃうので言えないんですけど、味わったことのない感動に襲われたんです。
(この脚本書いた人、ホントすごい・・)

映像も幻想的で美しくて、いかにもフランス映画っぽい作品でした♪

2022年の舞台回想②宝塚で印象に残ったこと

こんばんは、リボングマです。


今日は『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』&『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』が無事、大千秋楽を迎えました。宙組のみなさん、本当におめでとうございます!!


自分は体調をくずして寝込んでいたんですが、ツイッターで反響を見て喜んでいましたよ。


さて、今日も2022年の舞台のふりかえりで、宝塚で印象に残ったニュースをメモ。


ライトファンの個人的な見方ですので、そのあたりはご了解ください。


(下は「ハイロー」の初日映像。個性的なキャラクターを見ているだけで楽しい!)



Prop Hunt Moments that are exactly what you expect AGAIN



2022年前半の衝撃


前半はやはり演出家の上田久美子さんが退団していた、というニュースですかね。


タカラジェンヌではなく演出家さんの退団で、こんなにファンに衝撃を与えることってめずらしいんじゃないでしょうか。それだけウエクミさんの作品が素晴らしく、まだまだ作品を見たかったというファンが多かったわけですし、もちろん自分もそうでした。


だからこそ、「退団」の知らせを聞いた時はショックで呆然


ただその後の新聞などでの発言を読むと、これは離れても仕方なかったかな~と・・。


退団後は「バイオーム」でいきなり脚本家デビュー。作品自体は実験的ですごく興味深かったものの、役者さんの魅力にかなり助けられている気がしました。
来年のオペラは自身が演出も手掛けるそうなので、期待していますよ。



10月は真風さんが退団発表


そして2022年後半は、宙組トップスターの真風さんが来年の「カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド」のジェームズ・ボンド役で退団されることが発表されました。
そして潤さんも添い遂げ退団・・・。


真風さんの退団は本当に寂しいけれど、男役の集大成となる最後の公演で、ジェームズ・ボンドを、それに小池先生の演出で演じてくれるのは嬉しいです。


今の充実した宙組で、ボンドのあの名セリフを最高にクールに舞台で決めてくれるでしょう。


(下は「007」シリーズの中でも一番好きな映画「スカイフォール」。アデルの主題曲が最高でした。宝塚版の主題歌にも期待!)



007 OPERACIÓN SKYFALL - ADELE VIDEO CLIP