リボングマの観劇日記

宝塚を中心に、ステージを愛するリボングマが日々の記録を綴ります♪♪

ミュージカル「ファンタスティックス」観劇感想☆

こんばんは、リボングマです♪


今日は、先日観劇した舞台「ファンタスティックス」の簡単な感想です。


愛月ひかるさんがミュージカルに初出演と知って、思い立って見に行きました。


個人的な感想なので、未見の方はご注意ください☆☆



storyはこんな感じ。(公式より)


「隣同士に住んでいる若いマット(岡宮来夢)とルイーザ(豊原江理佳)は、恋人同士。ルイーザの父・ベロミー(今拓哉)とマットの父・ハックルビー(斎藤司)が仲を引き裂こうと築いた壁越しに、二人は日々語らい、将来を誓い合っている。そこへ現れたのは、怪しげな流れ者のエル・ガヨ(愛月ひかる)、老俳優のヘンリー(青山達三)、旅芸人のモーティマー(山根良顕)。彼らの秘密の企みによって、幸せだったはずの二人の関係は少しずつ変化していって……これは、誰もが経験する、恋と、人生の、ほろ苦い物語。」





実は今回,内容をほとんど知らずに見て,舞台がはじまってから、自分がファンタジーものが苦手だったことを思い出したんです(笑)。


というわけで,お話自体はハマれるものではなかったのですけど,今回この舞台を見てほんとに良かったと思いました。


なぜなら主人公のマットを演じた


岡宮来夢(おかみや・くるむ)さん


という若い俳優さんを生で見ることができたから。


今回,内気な青年マットをほとんど眼鏡をかけて演じていたんですけど、とにかく歌も演技も、その「表現力の豊かさ」に感動しました!


根っから好青年に見える温かさも良かったし、感情がこめられた歌声も心地いいし・・・俳優さんとして、もの凄いポテンシャルを感じて,久しぶりに出演作を追いかけたい素敵な役者さんに出会えましたね。


後でリサーチしてみたら、すでにいろんな舞台で注目されている,人気の方のようで。


来年,出演されるミュージカル「進撃の巨人」も急に見たくなってきました!
(下の予告編みると、主人公のエレン役がぴったり。)



「進撃の巨人」-the Musical-  2023年1月上演決定!


そしてもちろん、退団後の愛月さんをミュージカルで見れたことも嬉しかったです♪


愛月さんが演じるエル・ガヨは、この舞台のナレーター的な立ち位置のキャラクター。


エリザベートのルキーニみたいに舞台に凄く登場する男性役を,本当に自然体で、甘く、かっこよく素敵に演じていて,いきなり「はまり役キタ~」と思いました。


その上,元宝塚の男役ならではの技術を生かして、エル・ガヨの流れ者の謎めいたワルっぽさと、華やかでエレガントな美しさの両方の魅力を放っていました。


愛月さんが、この物語の不思議なファンタジーっぽさを増していたと思います。


そして見終わった後は、素敵な歌やセット、出演者の方々の好演で、心あたたまる感じが、年末にぴったり。


いろんな発見もあったし、見て良かった舞台です♪