リボングマの観劇日記

宝塚を中心に、ステージを愛するリボングマが日々の記録を綴ります♪♪

宝塚「High&LOW」「Capricciosa!!」感想②出演者について

昨日に続いて、今日は「ハイロー」&「Capricciosa!!」で、印象的だった出演者について綴りたいと思います。


まず、個人的にインパクトを感じた人として、スモーキー役の桜木みなとさんが印象に残りました。



2●ずんちゃんのなりきり演技とショーでの熱さ


スモーキーは「無名街」というスラム街の自営団「RUDE BOYS」のリーダーで、本家では窪田正孝さんが演じた役です。


熱くてオラオラしている他の軍団の人たちとは雰囲気が違って、スモーキーは透明感のある少年のようなリーダーなので、キャラ的にすでに目立つのですが、ずんちゃんの「なりきり演技」と存在感は際だっていると思いましたね。


舞台のどこにいても目が離せないというか、どこか闇を感じさせるところが母性本能をくすぐるんです。


またずんちゃんは、ショーの「Capricciosa(カプリチョーザ)!!」での気迫がすごくて!


このショーって、銀橋に男役たちがずらっと並んでオラオラするシーンが結構あった気がするんですけど(最高です)、とりわけずんちゃんのパワーと色気に圧倒されました。


歌もダンスも表情も、すべてが自在というか、なにより「今、男役を最高に楽しんでいます!」というオーラが、一番後ろの席にまで伝わってきました。


先日の「カルト・ワイン」での体験が大きかった思いますが、ネクストステージに立たれたと感じましたね。



ショーでは、もえこさんの歌に感動


次に今回のショーの「カプリチョーザ!!」は、イタリアの名所をまわっていく楽しいショー。こちらでは個人的に思いもかけない最高に素敵な場面があり、そこでのもえこさんの歌声に痺れました。


それは「ヴェニス」を舞台にしたシーン。
ゴンドリエーレ(瑠風輝)が歌いながら船を漕ぐ中、ゴンドラにのった男女のドラマが繰り広げられるという、幻想的な雰囲気の場面です。


ここでのもえこさんの歌が、本当に素晴らしかった。


終わった後も、しばし陶然となったほどです。


そして歌&存在感と言えば、ルイマキセさん!


「ハイロー」では不良たちの最強の敵となる「苦邪組」のリンを凄く楽しそうに生き生きと演じていて、ショーではエトワール。その歌声を聞いて、退団がほんとにもったいないと感じました。娘役では天彩峰里さんが、お芝居でもショーでも、すごくパワフルで目をひきました。


それにしても、今回の舞台を見て、今や男役の集大成的な感じのトップスター・真風さんはもちろん、今の宙組って本当に勢いがあると改めて思いました。


みんな背が高くてスタイルはいいし、スター性はあるし、歌は上手いしで、実力も十分。
舞台に不良軍団がずらり集合するシーンとか、何度でもみたいくらいかっこよかったです♪♪(現実にはチケットがなくて見れないけど。涙)



ほかにも魅力的な出演者はたくさんいましたが、また改めまして♪


~次は「ヅカロー」全体の感想について~